今日7月14日は、旧暦の6月16日
久高島では太陽の誕生を祝う日だそうです
そして一年で月が最も大きく見える
スーパームーンの満月が重なるとあって
ふたたび久高島へ
「わたしも行きたい!」という
20歳の可愛いクライアントさんと一緒に
出かけてきました
予想外のスコールでずぶぬれになりながら
帰りの船では
おだやかな瞳で海をながめてたね
初めての久高島はどうでしたか?
あなたの中に眠る無限のパワーが目覚めて
内側から輝きはじめた気配
静かに伝わってきます
島そのものが
大自然のバイオリズムを受診する装置として息づき
太古の昔から
太陽と月と海を
神のいる場所として仰いできた島は
わたしたちに
本来の姿を思い出させてくれるエネルギーに
満ちています
…………………………
世界を恐れ
自分を信じられず
ネガティブな想念にのみこまれて
不安と焦りにおびえる
私たち現代人に染みついたこのパターンは
過去の潜在印象(無意識)によって植えつけられた
心のはたらきかもしれない
分離と孤独という錯覚によって
わたしたちを<弱者>だと信じこませる
人類の進化を妨げているこの心的パターンを脱して
心、脳、肉体に染みついた潜在印象を
まったく新しい印象に置き換えていく
これもヨガの大きな目標です
そして
自然界という本源の波長(バイオリズム)にすべてをゆだね
心のカセ<枷>をはずしてゆくと
わたしたちは<弱者>ではなく
無限とつながる輝く生命であること
パワフルで至福と調和に満ちた存在であることを
思い出していけます
…………………………
潜在印象によって、すき間には他の思考が起こる
ヨーガ・スートラ 4章27節
潜在印象は、煩悩と同じプロセスで除去することができる
ヨーガ・スートラ 4章28節
心の揺らぎによる潜在印象が
心のはたらきの止滅の印象に置き換えられれば
心のはたらきが停止する瞬間が起こる
これは
止滅への転変として知られている
ヨーガ・スートラ3章9節
心の活動の止滅という印象を繰り返し適用することで
心は静かに保たれる
ヨーガ・スートラ 3章10節
ヨーガとは、心素(チッタ)のはたらきを止滅することである
ヨーガ・スートラ 1章2節
…………………………
〜今朝の夜明け直前の空
水平線の西側には
月が最大となったスーパームーンが黄金色に輝いて
東の水平線は
空が薄紅色に染められて太陽が昇ってくる気配
月と太陽が織りなす幻想的な光景でした
〜誕生日に水平線から昇ってきた太陽
日の出〜朝方の太陽は
その守護力が最も強いといわれます
そのやわらかい太陽光を一身に浴びて
感謝と祈りを捧げましょう
〜そしてこの世をニラーハラーとつなぐ海
サンゴ礁の遠浅の海イノーの外に広がる
未知のおそろしい外洋を
島人は竜宮神と呼びました
今朝のイシキ浜はいつもの穏やかさはなく
大潮の満潮を迎え
外洋の荒ぶる波が押し寄せて
竜神のパワーを感じました
…………………………
久高島ではこれらの神が人格化されたり
権威の象徴とされたりはしません
大自然をあるがままに受け入れてきた島人の死生観は
魂の不滅を信じ
魂の帰る場所、そして再生する場所を
海の彼方のニラーハラーに想定し
そこから守護力をもって
島の聖域にたちかえる守護神として
<女性>という存在をいちづけてきました
本土の祭祀が男性神職者によって担われるのに対し
久高島や琉球で祭祀をになう主体は
長らく女性<母神>でした
外的な教義や倫理で人々を制御する信仰ではなく
内発的、自然的、生命に対する慈しみがベースの
母なる神のやさしい宇宙観に
なぜこんなにも心惹かれるのでしょうか…
神と人、天と地を分断する<二元的信仰>ではなく
すべてがひとつにつながってゆく<円環的な宇宙観>が
この島に今なお息づいている奇跡
古代インドの一元的宇宙観との
不思議な共通性を見出しながら
この島のたたずまいに安らぎと感謝を
覚えずにはいられません
最後まで読んでくださり
ありがとうございます
◇参考文献
「日本人の魂の原郷 沖縄久高島」
比嘉康雄著、集英社新書
「マハーバーラタ 〜聖性と戦闘と豊穣」
沖田瑞穂著、みずき書林
月ヨガテラス
〜沖縄ヨガセラピー
プライベート・ヨガセラピー
セミプライベートセラピー
ムーンサイクルヨガ(新月・満月ヨガ)
心身デトックス・陰陽統合グループセラピー
百名ビーチ夜明けの瞑想&朝ヨガ
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