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  • 執筆者の写真おかもと まきこ

To be near you, to be free


I am sailing I am sailing Home again 'Cross the sea 海をゆく わたしは海をゆく 再び故郷へ 海を渡って I am sailing, Stormy waters To be near you, To be free 海をゆく 嵐の海を あなたのそばにいるために 自由であるために ロッド・スチュアートのSailing(セイリング)をご存知ですか? 1970年代にヨーロッパを中心に世界的にヒットしました この曲を初めて聴いたときは 広大な大海原をヨットで旅するイメージと 自然との一体感を覚えました 今、あらためて曲を聴いて驚いたのですが これは船旅ではなく、 魂の旅を歌う霊的な歌だ 人生の目的を、その行き着く先を さり気なく歌ってる… と気づきました 特に重要なフレーズは、ここ↓ To be near you, to be free あなたのそばにいるために、自由であるために この〈あなた〉とは神意識のこと 宇宙意識とか、純粋意識とも呼ばれたり ヨガ哲学では ブラフマン、真我(アートマン)、魂(プルシャ)とも呼ばれる境地 人間はこの世に生まれることで 肉体や自我という〈小さな我〉という枷、 鎖にはめられ、束縛されますが 〈小さな我〉を超えて 〈大きな我〉へ 利己心を克服して すべての生命との自他一体感の至福と安らぎの境地へと 意識から超意識へ 精神から超精神へと 人はあがき苦しみながら格闘し 人類は進化の道筋を歩んでいきます と言っても 魂としては故郷へ還ってゆくだけなのですが… 肉体という束縛をまといながら神意識へと近づく旅は 未知の海を1人で漕ぎ出す船旅のように 勇気と希望と精神力を必要とします 作詞・作曲したスコットランドのサザーランド・ブラザーズは、この曲について 生涯を通して自由と神の成就へと至る 人類の精神的な(霊的な)放浪の話なんだ とインタビューで語ったそうです 彼はクリスチャン・ソングとして作曲しましたが あらゆる宗教や哲学に共通するものを 音楽によって、 見事に表現してくれました 本当の自由の境地である神意識への合一こそyogaなのですが ときに、旅に疲れたときに くじけそうなときに この曲があなたをなぐさめ 再び前を向く力を与えてくれますように 返信転送


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