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執筆者の写真おかもと まきこ

夏の夜明けの東風<アガリカジ>


今朝は夜明けの瞑想&朝ヨガの日


百名ビーチのサンゴの白浜を裸足で歩き

久高島の真上

雲間から昇ってきた太陽を礼拝し

風と光を感じてきました


月ヨガテラスでは毎月1回

百名ビーチで瞑想と朝ヨガをしています


早朝から参加してくださったみなさん

太陽と大空、光と風との一体感

心地よいひとときを共有できて

心から感謝です


…………………………


夜明け前

まだ暗い空が白みはじめるころ

まさに太陽が昇ってくる直前に

東から静かに吹いてくる<風>を

ご存知ですか?


日の出を知らせる<東風>の存在


「気のせいかな」

と最初は思ったのですが

たしかに吹いてくることがある


その風を合図に

鳥たちが一斉に

東の空へ向かって鳴きはじめ

太陽への讃歌の大合唱を奏でます


わたし個人的にその風を

<太陽の息>

と呼んでいました


でもこの風

わたしの勘違いじゃなかったんです


…………………………


夜明け前の一瞬

島を一陣の東風<アガリカジ>が吹きわたることがある

この風を合図に鳥たちがさえずりはじめ

やがてほのかに空が白んでくる…

そんなふうにして迎える朝日は

ことのほか神々しい


  「風に聞いた話 〜竜宮の記憶〜」

   三枝克之著、角川書店出版


…………………………


どうやら昔から

島人はこの東風に気づいていたようで

とても嬉しくなりました


風たちが語りかける

21の神話が紡がれているこの本に

すっかりハマってます


この神話を呼んでから

島の自然の中にひそむ

生命の息吹

陰と陽が織りなす無限の豊かさを

ますます感じられるようになりました


…………………………


島にはいつも風が吹いている

水平線のかなたから旅をしてきた風…

太古の昔からそこで暮らしてきた風…

風はとてももの知りだ

私たちが耳をすませば

遠い海の向こうの国の出来事も

千年万年前の懐かしい想い出も

喜んで語ってくれる

そう、私たちが耳をすませさえすれば…


   〜風に聞いた話より(冒頭文)



読んでくださったあなたも

夜明けの瞑想&朝ヨガに参加して

日の出前の<アガリカジ>に

吹かれてみませんか

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