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執筆者の写真おかもと まきこ

梅雨明け前のひと荒れ


雨の月曜日 沖縄は鉛色のどんよりした空です ゆうべの雷は長かったですね 夜中に何度か目覚めてしまいました 梅雨明け前のひと荒れかもしれません この厚い雲のうえには 抜けるような青空が 広がっているはず いまの心の空 どんな風に感じますか? 重たいですか よどんでいますか 寂しいですか 無感覚ですか 心の状態も お天気のように移り変わるもの 絶対的なものじゃないです そして 心が荒れ狂っているとき どうしようもないほど苦しいときは トンネルを抜ける直前の 最後のひと荒れかもしれません 梅雨明け前の今の沖縄のように 春が来る前の凍てつく寒さのように そこを抜ける直前は なぜかどん底のような気持ちを味わうことが 多いようです 心とは 風に舞い踊る木の葉のように 落ち着きのない猿のように 常にせわしなく 不安をつかまえて、さまようもの それが心の特性 心とは 流れる雲のように 一瞬で移り変わる空の色のように 絶対的なものではなく いわば〈錯覚〉のようなものです 心が苦しいと感じるときは 心と一体化せず 空を眺めるように スクリーンに映ったモノクロ画像を眺めるように 心と自分の間に少し距離をあけ 他人事のように 眺めてみましょう 1人になれる場所で 少し窓を開けて 空を眺めたり 風や空気の流れ 雨の音 鳥や虫の鳴き声 波の音 なんでもいいので 自然の何かが感じられる場所に落ちついたら 目を閉じて ゆったりと息を吸い 口から細く長く、息を吐き出してみましょう 4-7-8 呼吸法でまず 心を静めてみましょう  目を閉じて 両鼻から4秒で吸って 7秒間、息をとめて 最後に8秒かけて 口から細く長くゆったりと 吐き切ってみましょう 自分のペースで 気楽にこの呼吸を繰り返し くつろぎながら 吐く息を長くしていきます 心が静まってきたら 自然の息づかいを感じてみます 五感を研ぎ澄ませて 雨の匂い 雨の音 頬をなでる風の気配 木々のざわめき 鳥や虫の音 小さな自然の息づかいを感じたら 少し意識を広げてみましょう この小さな肉体を離れて 風や雨、波、木々、光と 自然と一体になったつもりで 意識を広げていきます 競争、勝ち負け、損得、善悪

結果へのこだわり 過去や未来への囚われ 他人の心の内 自分が他人からどうみられているか 小さな肉体が生み出す小さな悩みから自分を解き放ち 大空や海、風、光へ 意識を自由に広げて あったかくて、懐かしくて、 広がっていく世界を ほんのひととき 味わってみましょう 静かに我に返ったとき 体と心が芯から休まり 脳も休めたのを感じたなら あなたは〈本当の自分〉と ほんの一瞬、繋がれたということ 〈本当の自分〉と繋がれたら 〈他の生命〉との繋がりを思い出し 〈自他一体感〉という 生命本来の安らぎにとどまることができます そこには 静かな幸福感、無限の活力が眠っていて、 人生に疲れ切ったあなたを  きっと助けてくれるでしょう どうかこの投稿が、誰かの心を勇気づけてくれますように




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