気持ちの重たい月曜日。
特に沖縄は、緊急事態宣言が延長され。
先が見えません。
どんよりした空気感が広がってます。
沖縄では月1回、気の合う仲間で集まり飲み会を行う
もあい(模合)という風習があるのですが、
「もあいがなくなって、1年以上…」
「みんなに会えないのが、何よりも辛い」
という声を最近、よく耳にします。
我慢強く、笑顔を忘れずに耐えてきた人たちの表情にも
かげりが見え始めました。
親しい友人たちとの楽しいひととき
長年続けてきたささやかな趣味の活動
地域のお祭り、親戚の集まり、バーベキュー、旅行
生活を彩る小さな幸せ、喜びが失われて
見えないトンネルの中で
人の心は予想以上に、苦しい状態に置かれているのではないでしょうか。
閉塞感
不安感
焦燥感
そんな気分に呑み込まれ、
休みたくても休めないとき
お勧めの呼吸法があります。
今回は
左鼻だけで行う片鼻呼吸法
右脳を刺激し、副交感神経を活性化させ
心身をリラックスさせてくれると言われます。
まずゆったりと身体をリラックスさせ
目を閉じて
微笑みを浮かべて座ります
左鼻からできるだけゆったりと息を吸い入れ
息が入るとともに身体が軽くなり、力が満たされるのを意識して
次に吐く息へ移る直前、1秒ほどその状態を味わって
ゆったりと細く長く左鼻から吐いていきます。
吐く息を長くするのがポイント
吐き切ったあとは、再び1秒ほどその状態を味わい
身体全体が完全にリラックスしているのを感じて
そして再びゆっくりと吸い始めます。
この呼吸法を
自分のペースでゆっくりと
呼吸のスピードをスローダウンさせながら
ひと呼吸ひと呼吸を味わうように
5〜10分ほど行います。
この呼吸法はいつでもどこでも行えます
1日のうちに何回でも
繰り返し行ううち
あなたのストレスや緊張を解放してくれるようになるでしょう。
心の内にある葛藤や否定的感情
これをすぐに解消することはできませんが
そうした葛藤を抱えながら
そこばかり見つめずに
<心の向き>を変えることはできます。
私たちは呼吸法を通じた心理操作によって
自分で自分の心をコントロールできる。
不安の源を見つめ過ぎないように
心とは、お天気のようにさまよい、移ろいやすいもの
心配、疑い、不安、渇望、恐怖…
心観瞑想(マインドフルネス瞑想)に慣れてくると
心とはこれほどまでに
ネガティブな想念を生み出すものかと
私自身、自分の心にあきれ、驚き、失望しました。
それが心の特性
そんな不安定な心に自分の主導権を渡さないように
私たちは心の奴隷じゃない
私たちが主人
ヨガセラピーがめざすのは、自分自身の心の制御
自分の心の支配者になれるように
呼吸法とアーサナによって
自己客観視力と自己制御力を身につけていきたいですね。
この投稿が、どうか誰かを勇気づけてくれますように。
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