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  • 執筆者の写真おかもと まきこ

月ヨガだより №30

過剰適応していませんか?

太陽が強さを増す季節の過ごし方


夏至へ向けて

日に日に太陽が強さを増していきますね


太陽は目標へ向かって

私たちにエネルギーを呼び起こしてくれる存在


月は私たちの意識を内へ向けさせて

体や心の奥深く

無意識の領域との対話をうながしてくれる存在


高い目標へ向かう態度が<陽>なら

自分の内側へ向き合う態度は<陰>


この陰陽の絶妙なバランスを保つことが

心身を健やかに、自分らしく生きる秘訣


月ヨガテラスのヨガセラピーは

陰陽の統合をめざして

自己一致しながら前へ進むあなたを

あたたかく応援します


陽のエネルギーが強まってゆく季節だからこそ

陰の態度を忘れないで過ごしていきたいものですね


この春

新しい環境、新しい人間関係がスタートして

一日も早く馴染もうとして

エンジン全開で突っ走っているあなた

一度立ち止まってみませんか


前ばかりみて

自分自身を置き去りにしている状態を

<過剰適応>と言います


ときには夜の月を静かに見上げ

自分自身の肉体と心との深い対話を

大切にしてください


…………………………


<過剰適応>とは

社会や人などに過剰に適応しようと

頑張り過ぎてしまうこと


職場への過剰適応

役割への過剰適応

人間関係への過剰適応

目標への過剰適応

<自分らしさ>という思い込みへの過剰適応

いろいろですね…


過剰適応を起こしやすいタイプとして


真面目

仕事中毒

模範的

頑張り屋

人から頼まれるといやと言えない

自己犠牲的

良い子と言われる性格


などが知られています


ちょっと自分を振り返ってみてください


呼吸が浅くなったり、乱れていませんか

自律神経は交感神経(戦いモード)優位でアクセルふみっぱなし

肉体は過緊張、神経過敏になっていませんか


こうした状態が長く続くことによって

生体のバランス(ホメオスタシス)が乱れ


血圧の上昇 → 高血圧

血糖値の上昇 →糖尿病

筋肉や関節の硬化 →腰痛や関節炎など

酸性物質分泌過多 →内臓の不調


などを招きます

症状は人によってさまざま


過剰適応状態は呼吸や自律神経を通して

肉体へと重く染みわたり

不定愁訴や心身症へとつながっていきます


競争の激しい現代

だれにでも起こり得る状態です

かくいう私も若いころから過剰適応タイプでした

中学生で自律神経失調症

典型的な仕事人間だった20代は

激しい偏頭痛でのたうちまわり

痛みや予期不安で会社へ行けなくなり…


周囲の要求や期待に応え続けると

自分自身の肉体の感覚への気づきに乏しく

感覚がマヒしてしまうこともあります

これを<失体感>といいます


肉体の感覚を無視し続けているうちに

自分の感情にも気づきにくくなって

イライラ、モヤモヤといった精神的葛藤を自覚できない状態

<失感情>におちいっていきます


自分の状態にまったく気づかないまま

自分を置き去りにしたまま

周囲に合わせてばかりいる状態

こわいですね…


この<過剰適応>から脱するために

ヨガセラピーはとても効果的です


呼吸法によって自律神経へアクセスし

戦いモードの交感神経から

リラックスモードの副交感神経へ切り替えて

肉体への緊張と弛緩を繰り返すアーサナによって

自律神経を整えて

ホメオスタシスを本来の調和的な中庸へと

戻していきます


自律神経のバランスが整うということは

陰と陽のバランスが整うということ


そのとき、心も身体も安らかに

その人らしい輝きがあらわれてきます


自律神経みだし屋さんだったわたしが

病気知らず、不調知らずに生まれ変われたのは

ヨガセラピーのおかげ

太陽とも、月とも大のなかよしになって


太陽礼拝も

ムーンサイクルヨガも

陰陽を整える大切なひとときです


最後まで読んでくださり

ありがとうございました


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 あなたの不調や症状などに合わせたプログラムを体験できます

 詳しくは月ヨガテラスの公式ホームページをご覧ください

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