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  • 執筆者の写真おかもと まきこ

夢、やぶれて〜その先のstory


人生フルーツ


というドキュメンタリー映画を

ご存知ですか?


沖縄市の映画館

シアタードーナツの宮島館長さんが


沖縄県民が全員観るまで上映する


という強い熱意で上映し続けてくださっている

名作です


ヨガの生徒さんに勧められて

日曜日に観てきました

ドーナツもとても美味しかったです


実は、別の生徒さんからもシアタードーナツのことを聴いてて

とても気になってました


なかなか観られないレアな映画を上映する

小さな街の映画館

手作りのドーナツも逸品だと


うわさ通り

シアターも館長さんも魅力的で

こんなふうに映画を鑑賞できるんだなあ

と目からうろこ


心地よい風が

心に吹き込むコミュニティシアター


みなさんもぜひ

足を運んでみてくださいね


………


人生フルーツについて

興味のある方は

読み進んでみてください


舞台は愛知県春日井市の

高蔵寺ニュータウン


高度経済成長期に造成された

よくある大規模団地&住宅地です


建築家の津端修一さんは1960年代

都市計画のマスタープランを担当し

里山が広がるこの地に

風の通り道となる雑木林を残して

自然との共生をめざすニュータウンを計画しましたが


時代はそれを許さず

入居者を効率よく増やせるように

高層住宅を密集させる無機質な大規模団地が完成したそうです


経済優先、効率重視の価値観に

押し流されたマスタープラン


その後、津端さんはそれまでの仕事から距離を置きつつ


1975年

自ら手がけたニュータウンに土地を買い

丸太小屋を建て

夫婦で庭に雑木林を育て始めます


それから半世紀


ふたりはコツコツ、ゆっくりと時をためて


70種の野菜と50種の果樹に囲まれた

豊かな雑木林と菜園がひろがる

夢のようなお庭になりました


そう、50年前に彼が夢みた

風が里山を通り抜ける

自然と調和した住宅


建築家としての魂をかけたデザインが

実を結ばず

正反対の無機質な団地が建設されてゆく光景を

彼はどんな思いでながめたのでしょうか


それでも

あえてその土地を終の住処にえらび

木を苗から育て

野菜のタネを蒔き

自給自足の暮らしへ


90歳の夫と87歳の妻

映画はその日常の何気ないくらしを

雑木林のゆったりとしたリズムと共に

静かに伝えます


……


風が吹けば、枯れ葉が落ちる

枯れ葉が落ちれば、土が肥える

土が肥えれば、果実が実る

コツコツ、ゆっくり…


……


映画で何度もくり返される

フレーズ


樹木希林さんの深みのあるナレーションが

この夫婦の生き様を


夢やぶれても

そこからはじまる夢と希望のstoryを


魂に深く響かせてくれます 


津端さんご夫妻と

この作品を世に産み出してくださったスタッフの方々

そして県民全員に届ける目標で頑張ってくださっている宮島館長に

心から感謝します


最後まで読んでくださったあなたにも

ありがとうございます



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