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執筆者の写真おかもと まきこ

パンドラの箱を見よ

上弦の月から満月へ向けて

モヤモヤ、葛藤が起きやすい時期ですね

苦しくても

その葛藤から目をそむけず

向き合うことで

次へ向かうインスピレーション(直観)が

満月の夜におりてくる…


満月まであと3日

どんなふうに過ごしますか


…………………………


そんな折

あるクライアントさんから

不思議なお告げを受けました


沖縄には<サーダカ>といって

霊感が強い方が

ふつうにたくさんいらっしゃいます

内地では50人に1人としたら

沖縄は10人に1人以上?はいるかも


先日のセミプライベートセラピーのあと

<パンドラの箱を見よ>と言っていたよ

と教えてくれました


パンドラの箱って開けるんじゃなくて見るの?

???


まったく分からないまま

瞑想してみたところ


心の内側にある

エネルギーの渦(うず)

葛藤

触れてはいけないもの

災いのタネ


そんなものから目を背けず

しっかり向き合いなさい


という意味と解釈しました


心の奥深く

無意識の世界に

抑圧された感情や葛藤がたまってくると

やがてエネルギーの渦となって力を持ち

なにかのきっかけで突然

思いもかけないことを言ってしまったり

衝動的に行動してしまったり

災いを引き寄せてしまったり


そんなことが起きます

まさに、無意識からの逆襲


ヨガは呼吸法、アーサナ、瞑想によって

自分をあるがままに観察する力

自己客観視力、メタ認知力を高めて

こうした無意識からの逆襲で自分を失うことがないように

無意識下の潜在印象にまで意識を向け


<気づき、感じ、受け入れる>


というプロセスを重ねながら


意識、無意識、肉体、知性、魂の自己一致をめざします


<パンドラの箱を見よ>というお告げは

もっとしっかり潜在印象に向き合いなさい!

というメッセージ


…………………………


潜在印象にたどりつくコツは


日常生活で何度もくり返し悩むこと

よくおそってくる感情

自分が乱されやすい場面

を振り返ること


感情とは

無意識下にしずんでいる葛藤を

本人に知らせてくれる貴重なサインなので

不快な感情がわいてきたときこそ

自分に向き合うチャンス


もし人生のなかで

何度もくり返し戻ってくる悩みがあるときは

とくに注意を向けたほうがいいかもしれません


その悩みは

自分にとって

深く見つめなおしたり

理解したり

受け入れたりすべき

潜在的な課題がひそんでいる可能性があります


思考(知性)はストップ

瞑想によって

自分の内側にあるエネルギーの渦を

あるがままに感じていきます


一人静かになれる場所

ヨガマットという安全な場で

心も身体も解放し

無意識の世界にうずまくエネルギーを

空を眺めるように

流れる雲を流れるように

あるがままに観察し

勇気をもって受け入れてみると


やがて酸素を奪われた炎のように

エネルギーの渦が力を失ってゆくのを

悩みが存在感を失って

ただそこにある小さな石ころのような存在に

無力化されてゆくのを感じます


…………………………


パンドラの箱の中身に無頓着でいるのは

とても危険なんですね


パンドラの箱がふいに開いて

ネガティブなエネルギーが世界に拡散して

人類の集合的無意識にひそむ闇のエネルギーが力を持ち

生命が傷つけあう災厄を

招きよせることのないように…


どんな大きな災いも

最初はたった一人の心のエネルギーから生まれます

それが二人の人間の間で化学反応を起こし

複数の人間の心に共鳴し

集合的無意識へと燃え広がってしまうと

手がつけられなくなります


グローバル化やSNSなどによって

この拡散が瞬時に起こる時代を迎えました


パンドラの箱の中にひそむ自分自身の葛藤


たとえば恐怖だったり

弱さだったり

競争心だったり

名誉や正義への渇望だったり

変化への抵抗だったり

過去への執着だったり…


そんな本当の葛藤に気づかないまま

エネルギーの渦が巨大化すると

やがてそれは大爆発を起こし

あらゆる生命を傷つけ、危険にさらします


一人一人が自分の心の渦に向き合い

パンドラの箱をコントロールすることが

いかに大切か


クライアントさんのお告げから

改めて学んだことでした


感謝をこめて

ありがとうございます


読んでくださったあなたにも

ありがとうございました




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